おかげさまで、春に販売した「猛牛が倒せない」は委託含め完売しました、皆様感謝でございます!
秋のほうについては、情報公開が順次進んでいますね。
その中でも、自分にとって刺さるゲームって、もう大体決まっています。
「2人用 or 2人で遊んでも楽しい」
遊ぶ相手:嫁
遊ぶ場所:家、旅行先
プレイ時間:30分/プレイ
ポイント:飽きにくい工夫、セットアップ楽、携帯性高め
「3〜4人用」
遊ぶ相手:嫁+将来大きくなった息子
遊ぶ場所:家、旅行先
プレイ時間:10分/プレイ
ポイント:直感的、簡単、でも少し考える
「4人以上用 」
遊ぶ相手:同僚、友人(非ゲーマー)
遊ぶ場所:家、旅行先大人数
プレイ時間:10分〜20分/プレイ
ポイント:パーティー系、シンプルなルール
「その他気にするポイント」
2〜3行読んでワクワクするか(システムとテーマの調和)
アートワークの好み(シンプル、お洒落、絵本調)
体験卓でなぜかドハマリする
Twitterであまりにも話題になってる
ゲーム名がぶっ飛んでいる
ほとんどの場合は、遊ぶ相手にゲームがくっついていくようなイメージで買ってます。
私の場合、ゲーマーと一緒に遊ぶという機会が非常に少ないので、どうしても瞬間的爆発力の高そうなゲームを選びがちですね。
でも、システムとテーマがすごく合っていてワクワクさせられたやつは、そんなことに関係なく買っちゃいますけど(結局は理屈じゃねぇ!ビビッとくるかだ!!)。
とりあえず、今回は出展もしないので、ゆっくり、体験卓も遊びまくってやろうという算段でございます。
GM後には、こたパ打合せを開催して、春作るやつをほぼ決定する予定です。
さて、短いけど本題。
テーマは「ボードゲームと実行」。
ボードゲーム好きな人は同じかもしれないんですけど、私は「戦略」考えるのが好きなんですよ。仕事も海外戦略とかマーケティングですから、それがお仕事みたいなもんです。
一方で、自分に何が足りないのかって考えると、やっぱりそれは戦略を実行する力であり、それを作る仕組みなんですよね。
良い結果=適切な戦略×適切な実行
こんな式を書けると思います。
つまり、自分を知り、相手を知り、お客さんを知って作った作戦を、ちゃんとやりきることができれば勝ち!
でも、実際の仕事の中とか、生活全般においてそうなんですけど、この「実行」ってのがすごい難しい。自分だけの実行ならまだなんとかなりますが、多くの場合、誰かにその作戦に則って動いてもらわないといけないわけですから。
動いてもらいたい相手はもちろんそれぞれ個人的な理由があるし、多くの場合利害関係になってたりするし。あとその組織の文化とかもすごく影響します。
翻ってボードゲームってやつは、この点がすごい気楽なんですよね。
だって作戦で勝てばいいわけで、その実行自体は100%なされるわけですから。
つまり、ボードゲームプレイヤーはゲーム駒から見たとき神様なわけです。
ワーカープレイスメントで駒がそこに置けないのは他の相手が既に置いているからであって(これは戦略の問題)、断じてその駒が一人手に違うプレイスに移動してしまうわけではありません。
そこで逆に、「いや、神様じゃなかったらどうなるんだ?」と考えてみます。
例えば仮に、私が農場の経営者だとします。適当なワーカープレイスメントゲームを思い浮かべましょう。
私「A君は今日ここで牛の世話をしてくれ」
A「いやですよ。なんでぼくは毎日牛の世話ばかりなんですか? 羊の担当は『楽でいい仕事だぜ』ってよく言ってますよ。私に牛の世話ばかりさせるなら、もう少し給料上げてくださいよ。正直、うちの農場じゃなくても他にも農場はたくさんあるんですからね」
私「そ、そうか……給料のことは、ちょっと考えさせてくれ……。じゃ、じゃあB君はあっちで子作りはげんでくれ!」
B「なに言ってんすか、セクハラっすよ。それに僕のタイプはミランダ=カーみたいな女性で、それ以外はノーサンキューなんです。まだまだ家庭に入るつもりもないですしね。というか社長、プライベートにまで口出ししないでくださいよ」
私「は、はい……すいませんでした」
というわけで、この手番、私は何もできませんでした……。
悲しい。
悲しすぎる。
現実は非情である。
こういう実行面をゲームに組み込もうとすると、実行の成否をどう判定するのかという問題にぶちあたります。人の感情を再現するシステムは人に依存するわけで、そうするとGM的な公平な立場の人が必要になるけど……。
あれ、それってTRPGじゃね?と今気づくわけです。
これまで、TRPGとボードゲームの差ってなんぞやね、と思ってたのですが、
自分なりの整理がついた瞬間が訪れます!
良い結果=適切な戦略×適切な実行
ボードゲーム:戦略思考寄り
TRPG:実行思考寄り
つまり、ボードゲームもTRPGも好きで得意な人=仕事ができるヒト!
……ほんとか?
でも、遠からず、かもしれない。
でも、そんなことよりね。
どちらを遊んだとしても、「この人と遊ぶと楽しいなぁ」と思われる人が一番じゃないですかね。
そんな人に、私はなりたい。
ではGM秋でお会いしましょうー!
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